さて、釣り好きの皆さんとそうでない方々へ
私たち釣り人はどうしてこんなにも釣りを愛してやまないのでしょうか?
「釣れないとつまんないじゃん」
「ずっと待ってるなんて暇」
「臭いからやだ」
「準備とか片付けとか色々めんどくさい」
釣りをしたことがない人・あまり好きじゃない人を誘うと、このようなことをよく言われます。
果たして、本当に、めんどくさかったりつまらなかったりするのでしょうか?
確かに、そのように感じる人も少なくないと思います。
では、その逆で私たちのような釣り人が、なぜこんなにも釣りにのめり込んでいるのか
家族にやんややんや言われながらも釣りに行ってしまうのはなぜか、
そんなところを語っていきたいと思います。
釣りの楽しさ
釣りの楽しさは、人によって感じる部分が異なると思ってます。
そのため、個人的見解を挙げると
子供時に感じて楽しかったあの感覚、
そうです
ポケモン ルビー/サファイアを初めてやった時の感覚です。
はい、これはあくまで個人的見解です。
比較的ご理解いただける方が多そうなところでいくと、こんな感じかなと思いました。
私が初めてルビー/サファイアをプレイした時は、どんなポケモンが出てくるのかワクワクしましたし
好きなポケモンを使いたくて頑張って捕まえて、レベル上げして進化まで。
例え強敵にぶつかろうとも、時間をかけてレベル上げや、手持ちポケモン・技の構成を考えて勝てるようになったり
また、ルビー/サファイアでは秘密基地がマップ上のあらゆる場所に作成可能でどんな内装にしようか
たまに開催されてた、ミナモシティの屋上のセール?的なやつで揃える必要があるものを集めたりなど。
思い返せば、その時の感覚に近いと思います。
いい歳した大人として言語化するなら
- 未開の部分に対する開拓心
- 勝負事特有の駆け引き
- 所有欲
- 勝つための戦略
こんなところでしょうか。
これらを感じ、私は釣りにハマってます。
1つずつ解説します。
未開の部分に対する開拓心
釣りをしてると、ホームと言えるくらい通う場所ができてきます。
そこで釣りをするだけでも楽しいのですが、釣り人の性で
「あそこがめちゃくちゃ魚影濃いらしい」
という情報を聞くと行きたくなってしまうのです。
それが例え遠方であれ、私の場合、車で4時間までは許容範囲で
それ以上となると、休暇の問題で一旦検討に入ります。
移動時間が長すぎると、寝る時間を削るか竿を出してる時間を削るかの選択肢になり
居眠り運転の可能性が高まるので、流石に弾丸では行き辛さを感じます。
ただ、初場所に行った時に楽しさは格別で
まずは駐車場探しから始めるのですが、もはやそれすらも楽しいレベル。
大抵は私の住んでいる神奈川の海より綺麗なので、海を見ても感動。
目に入ってくる新しい情報が全て新鮮で、付き合いたてのカップルの様な
甘酸っぱい楽しさがあります。
何を言ってるのでしょうか。
次にいきましょう!
勝負事特有の駆け引き
忘れてはいけないのが、釣りは命の駆け引きということです。
私たち人間からすれば、お遊びですが魚目線で見ると命がかかってます。
だからこそ、私たちは魚に対して真摯に向き合う必要がありますし
できる限り最善策を尽くします。
例を挙げると
- なるべく魚に手で触れない
- 釣り場にゴミを捨てない
- リリースするなら地上に居る時間を極力減らす
- ロストするラインなども考慮し、タックルを組む
などでしょうか。
一部専門用語も入ってきてますが、釣り人なりに全力で魚を大事に扱う努力をしてるということです。
しっかりお持ち帰りし、美味しく食べることもその一環になります。
その駆け引きが楽しく、自然に感謝しなければいけない部分でもあります。
所有欲
ポケモンの話に戻りますが、
色違いのライボルトを捕まえた時、私はめちゃくちゃ興奮しましたし
じめんタイプのポケモンに当てがうほど、気に入って育ててました。
それがいわゆる所有欲で、釣りでも同じことが言えます。
私の場合、他の記事でも挙げてますが
「1つのタックルで色々な釣りをしたい」
思うタイプの釣り人です。
そのため、妥協したくないのです。
王道メーカーやマニアックなメーカーのものまで、ひたすらに調べ尽くして
お気に入りの道具を見つけます。
特に、ロッドはこだわりが強く、なるべく人と被りたくないと思っているので
レアキャラを使いたくなります。
まさしく、色違いのライボルトです。
今では私もお気に入りのロッドを手に入れましたので、その1本をどこにでも持ち歩き
様々な釣りを楽しみたいと思ってます。
勝つための戦略
勝つ=釣り上げる
ルアーフィッシングは、そもそも
“餌じゃないものを餌だと思い込ませて釣る”
ことを指します。
よって、魚に餌と思い込ませる戦略が必要になるわけです。
その戦略を立てるには、
・海のコンディション
- 潮位は?
- 水の濁りは?
- ベイトはいる?
や、釣りをしている時間によって
- どのような場所で釣りをするか
- どのようなルアーが釣れそうか
といった部分を考え、実行します。
その実行が外れ続けると、魚が釣れないこともありますし
逆にパターンにハマると入れ食いになるといったこともあります。
そこを探し当てるゲームが楽しいのです。
そのため、釣れなくてもルアーを投げてるだけで楽しいと思える変態が誕生します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
釣りをしたことがない人も、この記事を見れば間違いなしです。
(どっち方面に間違いなしかはあなた次第)
近年では釣り人のマナー違反で、釣り禁止になってしまうポイントが増えました。
これからも楽しい釣りをして生きていくために、マナーを守って安全に釣りを楽しみましょう。
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